改造日記⑯

改造日記⑮の続きです。

取り付けの「コツ」を書いてみます~
フレームにブレーキ本体を仮付けします、センター出しを後で行うので
取り付けボルトは緩めにしておきます。
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この時にブレーキ本体のレバーに設けられているダイヤルを、止まるところまで
反時計まわりに締め込みます。
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ブレーキワイヤーも仮付けします、この時はブレーキ本体のレバーを絞り込まず
に作業してください。
この時、ブレーキワイヤーは緩めに張ります。
軽くブレーキ操作を行うのでズレない程度に締め付けボルトを固定しておきます。
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まず、軽くブレーキレバーを操作してブレーキパッドがディスクローターに
当たるところまで握り込みます。
この時にブレーキレバーのストロークを設定する作業を行います。
ブレーキ本体のレバーに設けられているダイヤルを時計回りに締め込んでいくと
ブレーキレバーのストロークは短くなりますので好みの場所を選んでください。
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この状態でブレーキ本体のレバーと油圧ピストン部との隙間が、3~4mmに
おさまっているか確認して下さい。
OKであれば確実に取り付けボルトを締めつけて下さい。
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この寸法が少ないとブレーキをかけてブレーキパッドやディスクローターが
摩耗した時にブレーキ本体のレバーと油圧ピストン部が突き当たってしまい
ブレーキが効かなくなってしまいます。
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反対に多すぎると、摩耗した時にブレーキパッドとディスクローターのクリアランスを
調整する幅が減ってしまいます。
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ブレーキレバーのストロークが適切な状態になっていて、3~4mmの隙間が確保
できていない場合はブレーキワイヤーの締め付けボルトを緩めて本体のレバーの
絞り込みで調整して再び締めつけてください。
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最後にセンター出し作業をして終了です。
ブレーキパッドとローターが擦れない位置に合わせてからブレーキ本体の取り付けボルトを
しっかりと固定して下さい。



@服部産業株式会社


走行後のメンテナンスとして、ブレーキをかけた状態でブレーキ本体のレバーと油圧ピストン部
との隙間が、3~4mmにおさまっているか確認して下さい。
クロスバイクで使用する時にレバーストロークが多くなって引きが甘く感じられた時にブレーキ
レバー側にあるブラケットのアジャスターで調整してもこの寸法におさまっていないとブレーキ
効かなくなる恐れがあるので注意して下さい。



日常でも長距離走行の途中(休憩時)や長い下り坂を走ったらメンテナンス(確認)をお願いします。


良い商品ほど、ちゃんとしたメンテナンスを継続する事によってその性能を維持できます。
ユーザー個人だけでは、なかなか難しい作業なので信頼できる小売店で行ってもらうのが
ベターでしょう。

我々はこのブレーキのサンプルを昨年末に入手してから、テストを繰り返しやっと皆様に
お届けできる状態になりました。
最初の目的としたシクロクロスのシーズンに間に合ったのは、とても嬉しい事です。
早速、参加選手からご注文を頂きレースバイクに取り付けたという報告を受けました~








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# by hattorisports2 | 2017-10-16 00:00 | 取り付けの極意

改造日記⑮

改造日記⑭の続きです。

ホイールが完成したので、次はコレに使えるディスクブレーキを紹介します。

先日入荷仕立ての「HTR」ハイブリッドハイドロリックディスクブレーキ TypeⅠです~

ちょっと長いネーミングなので覚えきれないし商品自体が何なのかも分かりづらいから
説明します。

~TypeⅠはロードバイク用のディスクブレーキです。
ブレーキ本体は油圧対抗ピストン(ブレーキパッド)でローターを挟み込んで制御させます。
それを操作するのはハイドロリック(油圧)ホースではなく、通常のブレーキワイヤー
OKなのです!!!!

という事はワイヤー式のブレーキレバーやSTIで油圧ブレーキを操作できる優れものなのです。
(ロードバイク用ブレーキレバーやカンチ用ブレーキレバーに対応しています。)
画像を見れば分かる様に、ワイヤーで引いたレバーが油圧ピストン(HTRロゴの部分)を
押して、ブレーキパッド部の油圧対抗ピストンを制御しているのです。
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もうひとつ、このブレーキの優れている所はブレーキパッドの位置を本体レバー部に設けられている
つまみを回す事によって、ブレーキパッドとローターのクリアランスを調整できるのです。
ブレーキパッドがすり減っても適切な位置に戻す事が可能なのです~
工具無しで簡単に合わせます。
初期段階における、取り付け時の作業も簡単になります。
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多くのメカニカルディスクブレーキでは外側と内側のブレーキパッドの位置を
別々に調整する必要があり、画像の製品は外側が2.5mm、内側が3mmの
アーレンキーで操作します。(工具が2種類必要になります)
出先だと携帯工具ではなかなか難しい作業になりますね。
折りたたみ式のアーレンキーセットの多くは2.5mmは付属されておりませんし。。。
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現在、メカニカルディスクブレーキが装着されているロードバイクにおいて油圧式
するなら、ブレーキ本体を交換するだけで済むので費用と交換時間を抑えられるし
メンテナンスも楽になります。



@服部産業株式会社








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# by hattorisports2 | 2017-10-15 00:00 | 軽量おぢちゃん

改造日記⑭

改造日記⑬の続きです。

リヤホイールを組み上げて、引き続きフロントホイールの作業に入ります。
ロード用ならオチョコ量がないので組み立てが楽なんですけど、ディスク
ブレーキ対応ハブはリヤと同じく少々面倒くさいですね?
RS505からCX75にすると22g軽くなります。
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組み立てる前はいつもスポークに緩み止め剤を塗ります~
ホイールの用途で、使うリキッドは変えています。
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仮組みの状態で実測すると「706g」になりました。
これで前後ペアの重量は「1576g」です~ちょっとしたロード用の軽量
ホイールにも引けを取らない軽さです!
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仕様上の注意点はリムが元々MTB用の「29er」~MAXの空気圧がロード用
に比べ低くなっています。最高で3.4BARなので注意してください。
入れすぎるとリムが割れてタイヤがバーストします~実は過去に経験あり。
走行中ではなかったから良かったと思っています。
シクロクロスではここまで上げませんね!?

f0367991_10552040.jpg画像の表を見て、気付くと思います。
max.Barはタイヤの太さで違いますね?
シクロクロスで使う上限が33Cです。
これは1.3インチ相当になります。
表の法則は0.25インチ細くなると
0.2Bar上がるので、1.25インチだと
3.8Barになります。
ですが、リム自体の最大強度が分からない
から3.4Bar以内で使うのが安心ですよね?
min.Barは法則に従うと2.6Barになります。
これはリム打ちのリスクを考えての数値。
競技ではそれを承知の上で下げて使う
状況もあるのではないでしょうか?

オススメポイントはユニパーの専用リムテープを使用すればチューブレス
ホイールとして活躍できるのです。
(専用バルブも用意しております)
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@服部産業株式会社








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# by hattorisports2 | 2017-10-14 00:00 | 軽量おぢちゃん

グランツーリズモRチーム目線<サドル>

グランツーリズモRチームに乗っています。
サドルはプロロゴのスクラッチ2スペース、バーテープはワンタッチGELと、快適性重視のアッセンブルにしています。

今回、サドルを替えてみることにしました。
以前に少しだけ使ったCPC搭載のサドルが気になっていたからです。
使うのは「スクラッチ2パス CPC Ti-rox」
人気のスクラッチ2で、パス(センターの溝)付き、CPC付き、Uクリップ対応と、全部盛りの贅沢なサドルです。
レールはNack(ナック:カーボン)とTi-rox(タイロックス:金属)がありますが、耐久性でTi-roxをチョイス。
CPCの面積は小さくなりますが、パス付をチョイスしました。

スクラッチ2パス Ti-rox CPC
21,500円(税抜き)

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写真ではうまく撮れなかったのですが、サドルのボリュームが減って見た目がカッコイイです。
それだけで速そうに見えます。
CPCの滑り止め効果は高く、お尻が固定されて安定します。
そのおかげで足を回しやすく、より力が伝わる感じがします。
まるでフレームが硬くなったよう?
すごくイイです。
頑張って速く走ろうと思わせてくれるサドルです。
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@服部産業株式会社
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# by hattorisports2 | 2017-10-13 20:00 | Wilier(ウィリエール)

改造日記⑬

改造日記⑥のつづきです。

FH-RS505は「375g」だったので、CX-75にすると「44g」軽くなるのです。
このハブは28Hのみの展開で、リムを探すのに少し困ります?
32Hが欲しい時はFH-RS505しかありません~シクロクロスをしている友人は
MTB用でいいじゃん!って話ですが、MTB用は10Sフリー本体なので11Sの
スプロケットを嵌める事ができません。(MTB用11Sスプロケットは可能なの
ですが、それだと歯数が限定されるし(ローが40T以上)、RディレイラーをMTB用
にしなければならない。そうなるとロード用のSTIが使えなくなる・・・
友人曰く、10Sで構わないとの事?総ての人に当てはまらないがシクロクロスに
参加している人は以前使っていて古くなったパーツでシクロクロス車を組んでいるから
10Sのが多いらしいのです。
でもせっかく新しくホイールを買うなら11S対応の方が宜しいでしょう!
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という事で、早速組み立てます~リヤホイールから始めます。
こちらはスポークテンションを少し高めにしようと考えています?
(WH-RS505仕様はゆるめにしたので・・・)
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仮組みの状態で測定しました~「870g」です。
なかなか優秀な軽さに仕上がりました!
前後ペアの重量がいくらになるか楽しみですね。
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@服部産業株式会社





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# by hattorisports2 | 2017-10-13 05:00 | 軽量おぢちゃん