改造日記⑱


ユニパーのカーボンホイールを組み立てています~
初回分はこれで完売です。
次に入荷がまだハッキリしていないので組み立て作業はこれが
終わると暫くはお休みになります。

リヤホイールから組み立てていきます
まず左右のオーバーボードキャップを外します。
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こんな風になります。
スポークを曲げて作った工具で簡単に抜けました。
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続いてフリー本体を外します~手で引っ張れば抜けます。
結構、力が要りますが滑り止めのついた手袋を嵌めていれば容易にできます。
フリー本体とハブ本体の間にワッシャーが入っているので無くさない様に~
組み立ての時には忘れずに!
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ノンドライブ側のベアリングを抜く作業に入ります~
これはスポークをハブ本体へ通す為です。
少々面倒くさい工程なんですけど、この手の軽量パーツには付き物ですね?
マニアック感が満載で好きです、「tune」や「dash」も同様です。
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ベアリングプーラーを持っていないのから、旋盤で抜き工具を自作しました。
(こっちの方が面倒くさいか?)
8mmアーレンキーと17mmスパナを使って、回しながら抜きます。
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叩いてもベアリングは抜けますが、この方法だとストレスが少なく抜けるので安心(?)ですね。
ユニパー製のナイトロベアリングが入っています。防錆が高く耐久性に優れた製品です。
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次にドライブ側のベアリングも抜きます。
こちらも同様に自作の工具を使います。
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抜けました。
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この状態でスポークを通していきます。
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冶具の上にのせてニップルを付けていきます。
本当にホイールを組み立てていく作業は地味ですね?
近年はコンプリートホイールが標準になっていて小売店でホイールを組み立てる
という事が少なく(無く)なりました。
全国の小売店で働く人でホイールを組んだ事がない割合はかなり多いでしょう!
技士試験の時にわざわざ練習すると聞きます・・・
私が試験を受けに行った時は某メーカー(ミヤタ)の営業の方が横で組み立てていて
時間内に終わらなかったのを覚えています?
営業で必要?って訊くと、試験の内容や雰囲気を小売店で働いていて、これから
受けるという人に教える為の経験だと答えていました・・・大変ですねぇ~
ホイール組みがメインの店もあるほどで、時代は変わりました。
問屋が組み立てて小売店が販売するのは滑稽かな。。。そう思うのはナンセンス
なのでしょう!
組み立てに自信ありとうたう小売店はやっぱり手組みホイールにも注力して欲しい
ですね、「時間がない」とか「非効率」と言っていると、腕が錆びますよ?
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この工具もスポークを曲げて作りました~ディープ系のリムではかなり有効です。
リムの中にニップルを落とさずに作業できます。
以前のユニパーカーボンリムはインターナルタイプでスペシャルワッシャーも
入れなければならなかったけど、今回のタイプは随分楽になりました。
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おかげで、素早く仮組みが完了です。
ホイール組みは、やっぱり楽しいですね~
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ベアリングを圧入していきます~ノンドライブ側からです。
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再び自作工具でベアリングをハブ本体の底に突き当たる(最後)まで圧入します。
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こんな状態になります。ほぼ面一~
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次にドライブ側のベアリングを圧入します。
左右のベアリングの大きさが違うので間違える事はありません、ベアリングの
表裏もありません。
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アクスルを通しておくのを忘れない様に!
ベアリングを入れた後に通す事は出来ませんので・・・
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真っすぐ入っているのを確認したら
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自作工具で圧入です~この圧入具合で玉当たり調整を行うので慎重に!
結構回転が重いなぁ~と思うくらいがベストです~防水の為に粘度の高いシリコン
グリースと接触シールが施されているので他社の製品に比べて重く感じます。
走り始めるグリースが摩擦熱で溶けてきて軽くなります。
流石にゴリゴリするまで圧入したらOUTですので注意して下さい。
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こんな状態になります~ほぼ面一~
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フリー本体を挿入してスポークを締め付けていきます。
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天ぶれ、横ぶれ、センター出しを終えたら出来上がりです。
スポークテンションは100kgf-cmくらいにしました。
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素晴らしい出来栄えです~




@服部産業株式会社






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by hattorisports2 | 2017-10-20 00:00 | 軽量おぢちゃん
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